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    北海道寿都高等学校

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校長から


2018/09/19

「平成30年度9月を迎えて」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長
        

 

 9月も半ばが過ぎ昼間は温度が上がりますが、朝晩は少し寒いぐらいになってきています。夏の終わりを告げられているようで少々寂しい気がします。

さて、今月6日3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源として、最大震度6強の地震が発生しました。地震発生後しばらくして停電し、一夜明けた朝も復旧していない状況で、停電の影響で、臨時休業をするかどうかの決断を迫られました。一度は、2時間遅れの始業も検討しましたが、給食の配給はできないことやニセコバスの運休、信号の停止、校内の電気・水道等が使えないことなど、生徒が安全に学校生活を送るには問題があると総合的に判断し、その日は休業としました。

パソコンも使えない状況から先生方の仕事もままならない状況の中、昼頃には、この後、携帯電話等の通信手段も接続ができない恐れがあるということから、家庭・本人への連絡もできなくなることが予想され、翌日の対応も迫られることになりました。関係者で検討した結果、翌日朝6時の時点で停電が復旧していなければ、2日連続の臨時休業としました。

その日の夜、自宅では、長い時間の電気のない生活になりましたが、断水にはならなかったため、キャンプ用品を駆使して、食事など最低限のことはできました。しかし、これがもし、先の見通しも当てもなく、しばらく続くとなると様々な不安がつきまとい、学校での対応や判断も難しいものになるのでは、ということも予想しました。この日は、早めに就寝し翌日の朝に備えました。

翌日、朝6時の時点では、携帯電話等も使用できない状況で、停電のままでした。そのため前日の連絡網での指示通り、臨時休業となりました。連絡が届いていない生徒はいないか、と多少心配はしましたが、担任の先生方の徹底した連絡のお陰で生徒たちも混乱するようなことはなかったようです。私もその日の朝、水でのシャワーを浴びてから出勤しましたが、5分ほどの通勤の途中、7時過ぎに停電が復旧されていました。ほっと一安心し「もう少し待てば温水でのシャワーを浴びられたかな」という感情も持ちましたが、このたびの震災で甚大な被害を受けた地区のことを考えますと改めて、贅沢な考えだと反省しています。

このたびの北海道胆振東部地震により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、1日も早い復興を願うばかりです。

 写真にありますように、9月14日(金)の午後は、本校の学校説明会及び一日体験入学でした。3中学校、合計44名の参加で、近年では珍しく多い人数でした。生徒会生徒の進行で開会式や学校の説明を行っていきました。私からの最初の挨拶では、「本日は、寿都高校はとても素晴らしい学校なので、ぜひ本校に入学して下さいという説明会ではありません。」「周りからの噂だけに頼るのではなく、じっくり自分の目で、耳で確かめて、寿都高校はどんな学校で、ここで自分にとって何ができるかを考えるきっかけの日にして欲しい。」と話させていただきました。授業見学や模擬授業、部活動見学等、皆さん真剣な眼差しで最後まで参加していました。1人でも多くの生徒たちが、来年、本校への入学について希望してくれることを願っています。

 

今後とも本校における教育活動につきまして、特段の御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。