本校は、ボランティア活動を積極的に行っています。全校生徒に対して案内を出す時もあれば、ボランティア部が中心になって行うこともあります。それだけではありません。今日もペットボトルの中を洗う生徒の姿を見ました。
ボランティア部の活動かなと思ったのですが、2人のうち1人はボランティア部の生徒ではありませんでした。教員に言われたわけでもなく、生徒自身の考えで行動していたのです。これこそがボランティアであり、真のボランティア精神だと感じました。
時として、半ば強制的に活動させられているにも関わらずそれをボランティア活動としている場合が少なからずあるのが現実だと思います。
労働とボランティアは全くの別物です。これについては議論する余地はないと思います。もちろん、学校行事などの会場設営を全校生徒で準備することはありますが、それによって「本校は全校生徒でボランティア活動をした」とは決して言いません。
最近、掃除の時間でもないのに、階段の掃き掃除をしてくれている生徒の姿も見かけます。
「誰かの為に」というボランティア精神は、強制されないボランティア活動でのみ育まれるものだと思っています。
本校は「生徒の意志によるボランティア活動」をこれからも大切にしていきます。