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    北海道寿都高等学校

     生徒が夢を実現する学校   Hokkaido Suttsu High.

 

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校長から


2019/01/17

「平成30年度1月を迎えて」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

 

 年始時期の穏やかな暖かさから一転、最近では本格的な寒さが到来しています。風が強いのもここ寿都町の特徴ですが、道路などもすぐに吹きだまりますので、車の運転も慎重にしなければなりません。車の中には、何かあった際に備え、毛布やスキーウエア、スコップ、簡単な飲食物などを常備しています。思えば20代の頃の30年程前に道東のある高校に勤務していたとき、町内には空き公宅やアパートなどがなく、高校から10km程離れた僻地の小学校の公宅に住んでいたことがありました。仕事の帰り道、車が吹きだまりにはまり、前にも後ろにも動かず、あっという間に膝上まで雪が積もってしまう状況でした。思わず車をおいて、あと数キロというところの自宅まで歩いて戻ったことがありました。翌朝、歩いて車をとりに行くときれいに除雪されていた道路には、我が車が何事もなかったように道路上に置かれていた光景が、今でもはっきりと覚えています。その当時、除雪車で除雪されていた方は、車が雪の中に埋まっていたので、さぞや驚いたことだろうと思います。その時の車に残るか、外に出るかの決断がもし誤っていたらと思う中、暴風雪に関わる事故や事件などを拝見するたび、その時、大きく戸惑い、大変な経験をしたことを思い出しながら、それ以来は、もし万が一、冬に車の中に閉じこもることになったとしても、数日は何とかなるようにしています。

 さて、昨年末の1226日(水)、ニセコモイワスキーリゾートの山麓センターロッジにて、昨年に引き続き「寿都町英語ふるさとアンテナショップ」を実施しました。今回は外国人利用客に対して英語での寿都町の紹介、町の特産品紹介・試食を提供することをメインに行いました。活動では、寿都町内小学校5年生から高校2年生までの14名が参加し、当日までに2回の合同練習を行い、当日使用するポスターやハガキの作成に加え、町の特産品を英語で説明するなどの英会話の練習を行いました。当日は、児童・生徒が3、4名で1つのグループを作り、寿都町の特産品を紹介し試食をしてもらいました。たくさんの外国人の方々が快く対応してくれました。中には特産品を購入してくれた方や児童・生徒の様子を撮影する方、日本語で「頑張ってね。」と声をかけてくれる方などがいました。最初は皆、緊張して消極的ではありましたが、すぐに慣れ、教員の合図なしで自分たちのタイミングで積極的に交流する姿を見ることができました。児童生徒からは「学校が違っていても協力して活動することができた。想像したよりも英語が通じて楽しかった。もっと英語を勉強しようと思った。」など前向きな感想が多くありました。

 また、冬季休業の最終日には、職員の打合せ後、校内研修会を行いました。クロスロードゲームという「即決断」が求められる、災害を想定した研修体験のゲームで、校長がファシリテーターを担当し教員全員が参加しました。和やかなムードの中、自分自身の役割が様々な担当者であることを想定して進めていきます。中には、自分が生徒の立場であった場合や一般の町民であった場合など、想像を張り巡らせて答えのない難問に挑んでいきます。最後は、点数が多い人が勝ちとなり2名の先生が最高得点をとりました。たまに、学校教育にとらわれない研修も大切であると感じた時間でした。

 

今後とも本校における教育活動につきまして、特段の御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。