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    北海道寿都高等学校

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校長から


2018/10/18

「平成30年度10月を迎えて」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

    
    

 秋も深まり、日中でもかなり冷え込むようになり、いよいよ衣替えや暖房など、冬に備える時期となりました。北海道では各地、峠などでも降雪の便りが届くなど、車のタイヤ交換が必要となる時期でもあります。そのタイミングを上手に図らなければなりませんが、また、あの気が遠くなるような「朝晩の除雪」が来るかと思うと少々、気が重いところです。

 さて、10月3日(水)には、岩内高校との芸術鑑賞について、岩内地方文化センターを会場に実施されました。この秋という季節に、本格的な舞台芸術に触れ、集団鑑賞の中でのマナーや公共心を育てることを目的に行うということで、本校は地域特例連携高校である岩内高校の芸術鑑賞に予算の関係もあり、3年に1回、参加させていただいています。3年前と同じく、古典芸能として「学校寄席」を鑑賞させていただきました。最初は、落語入門として、その歴史に始まり、形態や鳴り物などの説明を受けました。その中で、噺の種類としては、笑いに主眼をおいた「滑稽噺」が主流ですが、その他に涙を誘う「人情噺」や芝居がかった「芝居噺」、さらに「怪談噺」など、様々あることを教えていただきました。北海道では、なかなか寄席といいますとなじみが薄く、せいぜいテレビで放映される「笑点」のイメージくらいしかないと思います。しかし、改めてその詳細について説明を聴き、落語や講談、色物(曲芸)などを間近に見て、日本伝統の芸能を体感することは生徒たちにとってもとても大切なことだと痛感しました。本校生徒は、「町バスの支援を受けながら町外に出かけ芸術鑑賞に参加する」という、普段はなかなかできない経験を3年に1度するというのは、生徒たちの今後の人生においてもとても重要であると改めて認識しました。

影向舎さんからの落語の鑑賞についてのアドバイスにもありましたが、「落語とは決して難しい芸能ではなく、わかりにくい、古臭いなどという先入観を捨てて、楽しんで欲しい。そして、我々とお客さんとのコミュニケーションで作り上げる「笑い」の芸なのです。」と話されたことが、とても印象的でした。教員側にも、「話す」というツールは、授業などにおける教授法にも大いに参考になるように思え、改めて私自身にも勉強になった時間でした。

 また、10月11日(木)には、1学年がグループに分かれ、小樽市内に社会見学として、大学、専門学校、菓子有名店などを訪問し、2学年は、10月10日(木)・11日(金)の2日間、町内においてインターンシップ(就業体験学習)を実施しました。その中で勤労観や職業観、そして進学等における進路意識を高める機会となりました。それぞれすでに、アルバイトを経験している生徒もいますが、企業や商店等での初めての接客や販売などは、慣れないながらも貴重な体験をしていました。写真にもありますように、1学年生徒6名が小樽商科大学での体験講義、説明を受け、進学への意識を高める経験となった様子です。

 

今後とも本校における教育活動につきまして、特段の御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。