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    北海道寿都高等学校

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校長から


2019/03/22

「平成30年度3月を終えるにあたり」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長
 
 
 春風が心地よく、あちこちの積雪もとけ出し、ようやく春がやってきたと喜んでいた折、本日は、粉雪が混じり、肌寒く冬に戻った感があり複雑な心境です。本当の春は、まだまだ先でしょうか。
 さて、そのような中、本日は、今年度の最後の修了式及び離任式が行われました。この1年の締めくくりとしては、本当にあっという間で、1年生においては、入学式を終え、こんなにも1年が早いものかと思ったはずですが、若い頃というのは、実は捉え方は逆で、1日1日が結構長く感じられ、ようやく1年が過ぎ去ったという生徒もいるとのことです。学校の場合は、普段の授業の他、毎月の行事が目白押しに続くため、各先生方も準備に追われることがあるのですが、何とか教職員一同、平成30年度を無事終えることができたという達成感みたいなものは、今、感じていることでしょう。

あと1ヶ月と少しで、平成も終わり5月からは新しい年号が始まるということで、今年は、ある意味では節目の年に当たることになります。私自身、学生時代までは、昭和を過ごしてきており、この後の3回目の年号を経験することとなるとは思いもしませんでした。そして、平成は、まさしく教員としてスタートした中で、昨年、永年勤続30年の表彰を受けた身であることは、文字通り、ここまでの教員人生は、平成と共に歩んできたといっても過言ではありません。3校計19年の道立普通科高校勤務となり、そのうち家庭を持ち、40代で8年の社会教育経験から学校現場に戻り、高校の教頭、校長へと進んできたことは、まさしくこの平成31年間の過ごしてきた証しかも知れません。

先日、町内の中学校及び小学校の卒業式に参列しました。ある小学校では、卒業生はもちろん、在校生がほとんど全員、涙を流していました。本当に皆、純粋で素直な姿を見せてくれていました。こちらも思わず涙目になりました。そして、目の前にいた、ある小学2年生の女の子の姿が目にとまり、卒業生に贈る言葉や合唱にむけて、出番まで背筋をピントしつつ緊張して待っているのが伝わってきました。いざ自分の番になり、本当に大きな声ではっきりとその役をこなし、合唱では目を大きく見開き大きな口で本当に通るような歌声で歌っていました。素直な子だなあと感心しつつ、この子の普段の学校や家庭での生活が生き生きと楽しく過ごされていることが垣間見られました。

本日の修了式では、1・2年生に「夢をもつこと」の大切さを話しましたが、これからも生徒たちが幸せな人生を歩んでほしいという思いは願ってやみません。今までひょっとすると人には言えないような辛いことを経験し、それを乗り越えてきている生徒もいるように聞いています。また、人間関係に悩んでいる生徒もいます。この先の将来に不安を感じている人もいます。体は大人でも精神的には、まだまだ未熟な生徒たちをサポートしていくことが、我々、教員の努めであり、肝である担当する授業が大切であることは大前提の上で、彼ら彼女らをこれからの幸せな人生に導いてやることこそが、究極の任務、使命だと今後も先生方に訴えていきたいと考えています。

終わりになりますが、私自身の寿都高校における校長職は、この3月で終わることになります。4月からは、新校長を含む新しい教職員スタッフが、これからも寿都高校が更なる飛躍をされるよう、次の新任地から陰ながら見守っていきたいと考えております。

この「校長から」の挨拶原稿をご覧いただいた皆様、2年間誠にありがとうございました。この機会を利用し感謝申し上げます。新任地におきましても、これまでの経験を活かし全力を尽くして参りたいと考えております。今後とも変わらずの御指導、御支援をどうぞよろしくお願いいたします。

また、今後とも本校における教育活動につきまして、特段の御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

(この「校長から」の御挨拶につきましては、3月29日(金)をもちまして削除させていただきます。)