平成30年度を迎え、4月9日(月)午前には、着任式、前期始業式を行い、午後には、新入生26名を迎え、入学式を無事、執り行いました。
校長として、2回目の入学式ということで、厳粛な雰囲気の中、緊張感を持ちながらも来賓の方々18名をお迎えし、滞りなく終えることができました。緊張からか新入生の呼名の返事が若干小さく、在校生の校歌紹介ももう少し元気よく、大きな声で歌って欲しかったなぁと感じたのは私だけでしょうか。
本校は、今年で前身の女学校を含め、創立116年目を迎えており、全道で6番目に創立されたという長い歴史と伝統を誇る高校です。校訓「 『立志』 考える しまる がんばる 」のもと、この学び舎から巣立っていった諸先輩方が残していった実績を、在校生が受け継ぎ、次代へとつなげていってくれることを望んでいます。
地元、町民や地域の方々からも深く愛されており、保護者や地域の方々にも寿都高校OBの方が多数おります。同窓会役員の方々にも普段から大変お世話になっております。この度の同窓会誌におきましては、冊子をカラーにして町内及び周辺町村にも全戸配布をさせていただいたところです。
昨年度の卒業生は、最後には、無事、全員進路が決定し卒業しましたが、今年度も3年生全員が、少しでも上を目指し、進学や公務員、就職等、希望の進路を決定させ、最後に笑顔で卒業していくことを願っています。
部活動も新1年生による入部の加入率を上げ、3年生は最後の大会として、チーム力を上げながら、団体の全道大会出場など、昨年度の成績を少しでも上回れるよう活躍して欲しいと思います。
全校生徒数は80名と、小規模校という利点を活かし、習熟度別授業の充実、発展や遠隔授業の効果的活用を図り、生徒一人ひとりに先生方が真摯に向き合い、それぞれの夢や希望、進路実現に向けて、教職員一丸となって努力していく所存でございます。
今後も保護者や地域の方々、町村との連携、御支援、御協力などをいただきながら、特色ある、魅力的な学校づくりのために、前年から少しでも前進できるよう前例踏襲にとらわれることなく、様々なことに挑戦していきたいと考えています。
今後とも本校における教育活動につきまして、特段の御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。