本日から夏季休業です。生徒には交通事故、熱中症に気を付けて充実した時間を過ごしてほしいと思っていますが、高校の夏季休業は「楽しむこと」だけでは充実したとは言えません。
生徒それぞれ内容やそれにかかる時間は異なりますが、進路活動・学習活動での「やるべきこと」はたくさんあります。
全校集会でそれぞれの学年の生徒に対して次のようなことを伝えました。
3年生:「言うことは特にない、とにかくやるだけ」、2年生:「進路活動の中心は2年生、それぞれがやるべきこと、自ら質問に行くこと、何度も言ってきた、後悔しないように」、1年生:「進路はまだ先の話と思っていたらあっという間に時間は過ぎる、3年後、センター試験も含めみんなを取り巻く環境がどうなっているか誰にも予想はできない。だからこそしっかりと準備をすること」
行動するかしないか、それはすべて生徒次第。当たり前ですが、筆記試験を受けるのも、面接を受けるのも、企業で働くのも、すべて生徒です。
努力するのもすべて生徒であることに疑問は出てこない。その努力している生徒を全力でサポートするのが教員です。あくまでもサポートであり、教員が中心となった進路活動ではなく、生徒の生徒による自分の為の進路活動です。くどいですが、何度も言います。「何をしていいかわからないなら自ら質問に行く、教員からは動かない」、これが本校の今の「厳しさ」であり、大切にしていることです。
「未来の自分」の為に努力できるのは「今の自分」だけだ。