本日12月26日(水)、ニセコモイワスキーリゾートの山麓センターロッジにて、寿都町英語ふるさとアンテナショップを実施しました。昨年度も実施しましたが、今回は外国人利用客に対して試食を提供することをメインに行いました。
児童・生徒が3、4名で一つのグループを作り、寿都町の特産品を紹介し試食してもらいました。たくさんの外国人の方々が快く対応してくれました。中には購入してくれた方や児童・生徒の様子を撮影する方、日本語で「頑張ってね」と声をかけてくれる方などがいました。
最初は緊張して消極的ではありましたが、すぐに慣れ、教員の合図なしで自分たちのタイミングで積極的に交流する姿を見ることができました。
今年は寿都町内で地域の方と話すことが多く、「大人が手をかけすぎている」「失敗を経験することも大事」という意見をよく耳にしていました。
今回の取組は「最初の促し」はあったものの、その後は最低限のアドバイスのみだけで生徒の自主性を大切にしました。これこそが「生徒の自主性」という言葉に甘えず、だからと言って手をかけすぎない指導だと感じることができました。
児童・生徒にとって良い経験になったと同時に、教員にとって「指導」と「生徒の自主性」のバランスを考える良い機会となりました。
「平成」という時代が終わります。新しい時代に対応できる人材の育成が求められる今、まずは教員に、地域に、新しいことを取り入れる柔軟さが求められているのではないでしょうか。
教育も日々進化していきます。新しい時代で「小さな学校だからできること」をこれからも考え実践していきたいと思います。