生徒が「勉強がわからない」「勉強のやり方がわからない」「具体的にどう動けばいいかわからない」と思った時、”自分から質問にいく”ということを大切にしています。もちろん全校生徒にはこのことを伝え共通理解を図っています。聞いたことがない生徒はいません。
あえて教員からは動かない、それは、社会に出た時に自ら行動することが非常に大切になってくると考えているからです。
高校時代にこちら側から手取り足取りなんどもやってあげると、その時はいいかもしれませんが、卒業後に「一人では何もできない」「言われるまで行動できない」「言われたことしかできない」となる可能性が大きくなります。その時、一番つらいのは生徒です。
だからこそ社会に出た時のことをイメージさせ、あえて教員からは動かずに生徒からの自発的な行動を促しています。
卒業後の4月に突然自発的に行動できるようになることは考えづらいです。たとえ進路実現をしたとしても、その先が続かなければ意味がありません。社会でより良く生き抜いていく為に今から”自ら動く”を意識させています。