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家庭総合調理実習(3年生)第2回「非常食(豚丼)」

 3年生の家庭総合の授業で、災害時に生かせる食の知識と調理方法を学ぶことを目的に、防災食の学習を実施しました! 

 事前学習では、地震や停電などでライフラインが止まった場合に起こる「食の困りごと」を考察し、家庭で備えておきたい食品や、水・ガスが限られた状況でも作れる献立について検討しました!

 調理実習では、実際にポリ袋を使用した湯せん調理に挑戦!少ない水と熱源でも調理できるため、ライフラインが途絶えた状況でも実践しやすい調理方法として知られています。

 今回は、ポリ袋で炊飯したお米と、湯せん調理の豚肉を合わせて「豚丼」を作りました!

▼調理の様子

 

 

 ポリ袋で本当にお米が炊けるの?と半信半疑な生徒たち。普段と異なる調理方法に驚きながらも、協力し合いながら無事に炊飯と調理を成功させ、災害時でも温かい食事が作れることを実感していました。

▼ポリ袋で炊飯する様子

 

 水加減のわずかな違いで硬さや粘りなど、仕上がりに差が出ることが実感でき、食べ比べしながら「水が多めでやわらかい!」「少し硬さが残ってちょうどいい!」と互いに評価し合う姿も見られました。

▼「豚丼」の完成!!

  

 


~新米を堪能!らんこし米「ななつぼし」を使用しました~

  

 完成した豚丼は、パックに詰めて持ち帰り!ごま油の香りが食欲をそそる受験生の夜食となりました!

 今回の学習を通して、生徒たちは非常時に必要な備えを具体的に考えるとともに、限られた条件でも食事を工夫する力を身につけるきっかけになりました。一人暮らしに向けた防災対策を始めましょう!